野菜ソムリエ
飲食の道でプロを目指す!
食の資格・検定紹介
調理・キッチンの資格
更新日:2023年6月5日
野菜ソムリエ
野菜の魅力・おいしさを伝える!起業にも役立つ民間資格
野菜ソムリエは、一般社団法人日本野菜ソムリエ協会が認定する民間資格です。
資格の紹介
野菜ソムリエは、一般社団法人日本野菜ソムリエ協会が認定する民間資格です。
この資格を持っていることで、生産者と生活者の架け橋となることを使命に、野菜・果物の目利き、種類や特性、栄養に合った調理法、きれいな盛り付けなどの専門知識を有し、活動できることの証明となります。
野菜・果物の魅力や価値を伝えながら、仕事はもちろん家族の食生活や健康を守るためにも活用できます。
野菜ソムリエは、家庭や仕事で活かせる初級「野菜ソムリエ」、スペシャリストとして活躍できる中級「野菜ソムリエプロ」、起業や開業を展開できる上級「野菜ソムリエ上級プロ」の3つのレベルにわかれています。
資格取得のメリット
野菜ソムリエを取得すれば、すぐに仕事で活かせます。食材を厳選する目利きや、お客様に素材や料理の説明をする場面で、知識を発揮できます。
野菜ソムリエのカリキュラムでは、野菜の知識だけでなく流通や鮮度管理、ブランディング・マーケティングなどの分野も学べます。お客様が求める商品や自分たちの強みをアピールする力も備わるため、学んだことを職場で大いに役立たせるでしょう。
また、上級プロコースでは専門分野で活躍できるスペシャリストのなり方を習得できます。自身のビジョンを事業計画書にまとめる手法と、事業計画を実行するための考え方も身につきます。客観的な視点で事業に取り組める力は、現場の責任者や経営者にとって、事業の戦略策定や決断の場で活かされます。
取得者の声
「野菜ソムリエは、自分のお店を開業する上で武器になると思い、取得しました。おかげで地元の野菜を扱った料理がお客様から大好評をいただいております!」
「野菜ソムリエのおかげで就職に成功しました!野菜にこだわるレストランがちょうどスタッフ募集をしていたので、歓迎してもらえました」
資格のとり方
野菜ソムリエを取得するためには、専門の講座を受ける必要があります。
初めての人は「野菜ソムリエ」からスタートします。上を目指したい人は「野菜ソムリエプロ」、「野菜ソムリエ上級プロ」と順に進んでいきます。
試験の内容は以下のとおりです。
・「野菜ソムリエ」課題提出・修了試験(2時間マークシート方式)
・「野菜ソムリエプロ」検定一次試験(課題提出・筆記試験)・検定二次試験(プレゼン・面接)
・「野菜ソムリエ上級プロ」一次試験(事業計画書の審査)・二次試験(面接)
合格率は「野菜ソムリエ」が約85%、「野菜ソムリエプロ」が約35%、「野菜ソムリエ上級プロ」は非公開となっています。
仕事先・キャリアプラン
野菜ソムリエの仕事先は、おもに居酒屋やレストラン、カフェなどの飲食店、青果販売・八百屋、農家があります。フードコーディネーター栄養士、管理栄養士が野菜ソムリエもあわせて取得し、仕事で活かすケースもあります。
飲食店では、キッチン・ホール問わず野菜ソムリエの資格を仕事に活かせます。
キッチンでは、こだわりの野菜から良質なものを仕入れ、素材の良さを引き出した調理法、メニューづくりができるようになります。ホールでは、お客様に説得力をもって素材の産地や栄養、味の特徴を話せるようになるでしょう。
とくに地産地食をテーマにしたレストランや、野菜を売りにする飲食店では、野菜ソムリエの保有者は重宝されます。
とくに今の仕事のスキルアップや成長のために取得することをオススメします。
飲食業界で役立つ資格一覧