ウイスキー検定
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ウイスキー検定
初心者〜マニアまで受験OK!ウイスキーの楽しみ方が広がる検定
ウイスキー検定は、一般社団法人ウイスキー検定実行委員会が主催する検定試験です(運営はウイスキー文化研究所)。
資格の紹介
ウイスキー検定は、一般社団法人ウイスキー検定実行委員会が主催する検定試験です(運営はウイスキー文化研究所)。
2014年に始まり、ウイスキー初心者からマニアまで幅広い層を対象としています。とくに20〜30代の男性に高い人気があります。
試験ではウイスキーをより楽しむための、ウイスキーの総合的な知識が問われます。たとえば、ウイスキーの歴史や原料、製法、飲み方、蒸留所などです。世界各国の地理や歴史ともウイスキーは関係することから、歴史のうんちくも傾けられます。
日頃からウイスキーを嗜んでいる人は知識が増え、ウイスキーの奥深さを知れる機会になります。
資格取得のメリット
ウイスキー検定を取得するメリットは、ウイスキーに詳しくなれることです。
ウイスキーは種類が多く、歴史のあるお酒です。各国のウイスキーの特徴や、さまざまな飲み方を知ることで、ウイスキーの味わい方が今まで以上に広がっていくでしょう。接客・サービスの仕事に従事している人は、説得力をもってウイスキーをご提案できるようになります。
また、ウイスキー愛好家のつながりができたり、ウイスキー好きな人との交流が深まるきっかけに検定が役立ちます。ウイスキーの豆知識を得られ、お客様との話のネタにも使えるでしょう。
ウイスキー検定の合格者ならではの特典があるのもメリットです。受験者にはクリアファイルやボールペン、付箋の記念品がもらえます。合格者には合格認定証が送られ、希望者限定でニュースレターも不定期に配信されます。蒸留所の見学ツアーにも参加できる資格が得られるそうです。
取得者の声
「ウイスキーが好きで、仕事でもウイスキーを提供していることから、もっと多くの人にウイスキーの魅力を知ってもらうため、ウイスキー検定を受けました。学んだ知識を活かして、いろんな美味しい飲み方をアピールしていきたいですね」
「酒場を営んでますが、もっと魅力あるお店にすべく受験しました。もともとウイスキーに詳しいほうでしたが、知識が増え、スキルアップにつながりました。これからも積極的に知識を吸収して、接客や経営に活かしたいと考えています」
資格のとり方
ウイスキー検定は年2回(2月・9月)開催されています。
受験資格は、20歳以上です。ウイスキーに興味がある人なら初心者からマニアまで誰でも受験可能です。
試験の階級は、7つの段階が設けられており、3級(初級レベル)・2級(中級レベル)・1級(上級レベル)の総合的な級と、ある分野に特化した4つの特別級があります。
特別級は、中級者向けのBW級(バーボンウイスキー級)、IW級(アイリッシュウイスキー級)と、上級レベルのJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー級)、SM級(シングルモルト級)、JW級(ジャパニーズウイスキー級)です。
段階的に受ける必要はありません。実施時間が重複していなければ、最大3つの級を1度に受験できます。同時受験をすれば、受験料が10%オフになる割引制度が利用可能です。
設問は50問か100問の選択式です。1級では記述問題も出題されます。JW級・SM級は得点によって4段階の段位認定があります。
なお、試験の満点を取ればウイスキーボトル1本が贈呈されます(内容は1級から3級、特別級で異なります)。
仕事先・キャリアプラン
ウイスキー検定は、日頃からウイスキー・お酒を扱う人に活かせる検定です。
とくにバーやカフェバーで務めるバーテンダーやホールスタッフは、お酒を提案する際に、ウイスキー検定合格者としての知識を活かしやすいでしょう。
最近は、ウイスキーを扱う飲食店も多くなってきています。居酒屋やレストランでも、ウイスキーの知識をもとに美味しい飲み方やオススメの1杯を提案しやすくなります。製法にも精通しているため、話の説得力も上がるでしょう。
就職・転職活動では、選考過程で注目される可能性が高まります。昇給・昇給の評価対象になりにくいかもしれませんが、ウイスキーを扱う仕事であればスキルアップにつながります。
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