料理検定
飲食の道でプロを目指す!
食の資格・検定紹介
スキルアップできる資格
更新日:2023年6月23日
料理検定
食生活をもっと楽しく!料理の奥深さを学べる検定
料理検定は、辻調理師専門学校・辻製菓専門学校が主催する検定試験です。
資格の紹介
料理検定は、辻調理師専門学校・辻製菓専門学校が主催する検定試験です。料理の奥深さを味わい、料理が好きになることを目的に2008年から始まりました。
試験では、食材や調理法、道具、食文化の知識・知恵が問われます。近年注目されている食育は、一見難しいように見えますが、日ごろの食生活から見直せば身近なものとして学べるようになります。
知識を得ることで、毎日の食生活を健康的に楽しみ、より豊かな人生を送れるようになることが、料理検定の特徴です。
資格取得のメリット
料理検定を取得するメリットは、料理の知識が身につくことです。
学べる料理ジャンルは家庭料理から日本料理、西洋料理、中華料理、海外の地方料理まで多岐にわたります。調理法や食材だけではなく、栄養や食品衛生や食文化・歴史的な背景などの知識を専門的に得られます。プロの料理人でも、深い知識を学ぶことで食材選びやレシピの考案など業務に活かせるでしょう。
また、2級以上の合格者は、辻調理師専門学校で特待生選考を受けられる特典もあります。書類選考・面接選考で優秀な成績をおさめ合格した特待生には、入学後に奨学金(100万円)が給付されます。
これから調理の専門学校への進学を考えている人は、料理検定2級以上に合格しておくことを推奨します。
取得者の声
「西洋料理のレストランで勤務をしています。仕事に活かせると思い取得をしました。食文化や食材のことを深く学ぶことで、料理の美味しい作り方はもちろん、そのメニューができた背景やレシピの理由などがわかるようになりました。料理検定を取得することで、これまでの調理方法やお客様への説明の仕方も変わりました」
資格のとり方
料理検定は、3級から1級までの検定区分があります。試験は年2回、CBT方式で実施されます。個人受験はCBT方式、団体受験はマークシート方式で検定が実施されます。
専門学校主催の試験ですが、受験資格は特に決まっていません。興味があれば誰でも受験可能です。中学生・高校生から現役の料理人・シェフまで、幅広い年齢層の受験者がいます。
3級では、一般家庭でなじみのある家庭料理を中心に問題が出題されます。2級は日本・西洋・中華料理でよく使われる食材や調理法の知識が問われます。
1級からは外国の地方料理の調理法や用語、語源や由来、歴史的・文化的背景など、誰かに披露したくなる豆知識・雑学も出題範囲です。
仕事先・キャリアプラン
料理検定を取得すると、料理人としてのスキルアップができます。専門分野の知見が深まり、他ジャンルの料理も幅広く学べます。
たとえば、イタリアンレストランで勤務しているシェフが、日本料理の食文化を知ることで、新しい食材や味付け、調理法にチャレンジし、新メニューの開発につながるかもしれません。
料理検定の合格者には、「認定証」と「認定バッジ」が送られます。資格を取得した証明を活かして、就職・転職活動の選考でも、自己アピールをする武器の1つとして活用できるでしょう。
料理検定に合格することで、キャリアアップや収入アップが見込めるわけではありません。しかし、資格取得のための学びで得た豊富な知識を業務に活かして成果を上げることで、結果的に人事評価につながる可能性があります。
飲食業界で役立つ資格一覧