紅茶検定
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紅茶検定
紅茶の正しい知識を身につける!趣味でも仕事でも役立つ検定
紅茶検定は、紅茶検定実行委員会が主催する検定です。
資格の紹介
紅茶検定は、紅茶検定実行委員会が主催する検定です。日本唯一の紅茶の業界団体・日本紅茶協会が協力し、企画運営は日本出版販売があたっています。
紅茶の正しい知識を身につけ、毎日のティータイムをより深く味わうことを目的に、2017年から始まりました。これまで7,000名を超える人が、紅茶検定を受験しています。
試験では、美味しい紅茶の淹れ方や保存方法、紅茶のブランド、道具、さらには歴史・文化、産地ごとの特徴などの知識が問われます。紅茶への理解や造詣を深めて、趣味や仕事で活かしたい人から注目を集めています。
資格取得のメリット
紅茶検定を取得するメリットは、紅茶の知識が豊富になり、美味しい飲み方も習得できることです。
紅茶は400年以上、世界で親しまれている歴史のある飲み物です。国ごとに紅茶の特徴や栽培方法、ブランドは違います。紅茶を仕事で扱うのであれば、紅茶への理解が欠かせません。
紅茶検定に合格すれば、紅茶の正しい知識が身につきます。合格認定証が授与されるため、自らのスキルを客観的に証明できます。ただし、紅茶検定は消費者向けの検定で、出題される内容も趣味レベルです。
仕事・ビジネスで活かすのであれば、紅茶検定合格後に、より専門的な資格を取得するのがオススメです。
・ティーアドバイザー:紅茶の販売・提供者向け資格
・ティーインストラクター:紅茶の啓蒙・普及を受け持つ指導者向け資格
ほかにも紅茶アナリスト、紅茶ソムリエなどの資格があります。
取得者の声
「お客様がお食事をした後に、紅茶を提供したいと考えていたところ、紅茶検定のことを知りました。紅茶検定を取得することで、紅茶に詳しくなり、紅茶を扱うことに自信がつきました。お店は、お肉料理とワインをメインにご提供しています。お食事をしっかりと堪能した後に、ゆっくりと飲む紅茶は格別です。紅茶でお客様に満足してもらえるようになったことが、何よりの喜びです」
資格のとり方
紅茶検定は、初級(ベーシック)・中上級(アドバンス)・上級(プロフェッショナル)の3つのレベルにわかれています。
初級と中上級、中上級と上級は併願が可能です。初級・中上級は紅茶に興味がある人であれば、誰でも試験に申し込めます。上級は中上級合格者のみ受験できます。
どの級もオンライン検定です。受験者は、自身のカメラ付きパソコン・スマートフォン・タブレットから受験します。
*初級(ベーシック)
出題形式:80問(四肢択一式)
試験時間:60分
レベル:紅茶に関する基本的な知識レベル
*中上級(アドバンス)
出題形式:80問(四肢択一式)
試験時間::60分
レベル:初級の出題範囲&紅茶のマーケットや品質・規格・表示、成分・効能など、より深い紅茶の知識レベル
*上級(プロフェッショナル)
出題形式:80問(四肢択一式)
試験時間:60分
レベル:初級・中上級の出題範囲&紅茶の成分と効能、テーブルマナー、トレンドなど、奥深い紅茶の知識
仕事先・キャリアプラン
紅茶検定合格者の就職先として、紅茶を扱う飲食店が挙げられます。
紅茶専門店・カフェ、喫茶店が代表格です。ほかにも紅茶にこだわるレストランやベーカリーカフェ、ステーキハウスなどがあります。
紅茶の種類や歴史・淹れ方や器具についてなどの基本知識を学びます。紅茶に添えられる焼き菓子などの知識なども必要なため、広い知識が身につきます。
美味しい紅茶を淹れたり、お客様にオススメの1杯をご提案したり、紅茶検定は日々の仕事に活かせるでしょう。
初級の合格率は85%を超えます。紅茶に詳しくなりたい人は、まずは気軽に受けてみるのも1つです。中上級では紅茶の成分や効能も学べるため、説得力をもって接客できるようになります。
紅茶に力を入れているお店の求人に応募する場合、紅茶検定を取得していることで、自己アピールしやすくなるでしょう。仕事でステップアップしたい人は、ティーアドバイザーやティーインストラクターを受験すると、より紅茶のプロとして活動の幅が広がるかもしれません。
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