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日本ビール検定

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ジョブ吉

スキルアップできる資格

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日本ビール検定

ビール初心者からプロまで!よりビアLIFEを楽しむための検定

日本ビール検定は、一般社団法人日本ビール文化研究会が主催する検定試験です。

日本ビール検定

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資格の紹介

日本ビール検定は、一般社団法人日本ビール文化研究会が主催する検定試験です。

ビールの美味しい飲み方を追求することを目的に、2012年から毎年開催されてきました(コロナ禍により2020年のみ1回開催中止)。通称「びあけん」と呼ばれ、ビール愛好家・ビール通の間で知名度を獲得しています。

検定試験では、日本のビールの歴史や製法、原料、種類、飲み方など、基本的な知識が問われます。世界のビールや、酒税法、ビールの広告なども試験範囲で、幅広いテーマから出題されるのが特徴です。

第11回(2021年)までに累計約32,000名が受検し、約18,000名の合格者を輩出しています。しています。

資格取得のメリット

日本ビール検定を取得するメリットは、より美味しいビールの飲み方を学べ、仕事に活かせる点です。

とくにビールを扱う飲食店で働く人は、お客様の好みにあったビールを提供したり、受験勉強をする中で学んだ知識を披露したりして、お客様にビールを楽しんでもらえるようになるでしょう。

ビールの製造工程から正しい注ぎ方、味や香りの特徴まで、ビールの魅力を伝えられ、一歩踏み込んだ説明やおもてなしができるようになります。

また、日本ビール検定の試験で、満点を取ると、ビール1年分が副賞として贈られます。実際に満点を取得した合格者もいるそうです(2021年)。

取得者の声

「仕事でクラフトビールを提供しています。クラフトビール愛好家の常連さんが多くいらっしゃるため、より良い接客・サービスをするために、日本ビール検定を取得しました。わかりやすくビールの特徴を伝えるスキルや、ビールと相性のいい料理をオススメできる力がつき、仕事に役立っています」

資格のとり方

日本ビール検定は3級から1級まで3つのレベルが設けられています。各級により出題範囲と出題形式が異なります。詳細は以下の通りです。

<3級>
・レベル:初級(普段のビールをもっと美味しく味わいた人)
・出題範囲:公式テキストからの出題。ビールの原料、基本的な製法・スタイル、ビールの歴史、ビールの味
・形式:全100問(選択式)
・合格点:60点以上(100点満点)

<2級>
・レベル:中級(酒類を扱う職業の人やビール愛好家)
・出題範囲:公式テキストからの出題。主要な輸入ビール、国産クラフトビールの話題
・形式:全100問(選択式)
・合格点:70点以上(100点満点)

<1級>
・レベル:上級(ビールの魅力・文化を発信できるビール愛好家の頂点を目指す人)
・出題範囲:公式テキストからの出題。ビールのうんちく・時事情報
・形式:全61問(記述・論述式)
・合格点:80点以上(100点満点)

2021年度は試験方式をCBT(コンピュータ試験)に変更され、受検日・会場も拡大されています。

仕事先・キャリアプラン

近年、国産のクラフトビールや地ビール、世界の輸入ビールを扱う飲食店が増えています。

日本ビール検定を取得すれば、その知識を仕事で発揮できるでしょう。就職先としては、クラフトビール専門家やビアバルなどのビールに特化したお店が挙げられます。

ビールを説明するメニュー表の文章を考えたり、お客様のリクエストをお伺いしてオススメの1杯を提案したり、日々の業務でビールの知識が役立ちます。

ただし、受験者の大半はビール好きな一般消費者です。飲食店で働く人は2割程度です。趣味要素が強い検定のため、就職・転職活動や仕事に活かすのであれば、2級・1級を取得することを推奨します。

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