カフェプランナー
飲食の道でプロを目指す!
食の資格・検定紹介
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カフェプランナー
カフェの開業・経営をサポートする!カフェビジネスのプロ
カフェプランナーの資格は、カフェビジネスの知識・技術を問う資格です。
資格の紹介
カフェプランナーの資格は、カフェビジネスの知識・技術を問う資格です。日本カフェプランナー協会が主催しています。
カフェプランナーは、カフェの開業・運営をサポートする職種ですが、カフェビジネスのプロを育成するために資格が創設されました。
カフェビジネスには、資金や人材の管理、商品開発、サービス、不動産・建築、内装設備を含む総合的な知識が求められます。資格を取得することで、カフェの経営を成功させ、カフェビジネスの発展に寄与することが期待されます。
資格取得のメリット
カフェプランナーを取得するメリットは、体系的に学んだことを現場で活かせる点です。
カフェの経営を成功させるには、お客様が求めるサービスを提供し、顧客満足度を上げることが大切です。どういった接客やおもてなしが喜ばれるのか、より売れるメニューはないかなどの課題を考えて、適切に対応するのがカフェプランナーとしての腕の見せどころです。
売上拡大を図るためだけではなく、直面する経営課題を解決するために、カフェプランナーとしての知識・スキルを活かせます。
また、カフェビジネスのプロとして対外的に認められることで箔が付き、活動の幅も広げやすくなるでしょう。
資格のとり方
カフェプランナーには4級〜1級までがあります。試験はまず4級を受験し、合格をすれば順次3級・2級・1級と昇給をしていきます。カフェ経営の経験者であっても飛び級はありません。
受験できるのは、カフェ・レストランでの実務経験1年以上ある経験者、もしくは認定校である「カフェズ・キッチン」の受講生や卒業生など条件が設けられています。
試験内容は筆記試験と実技試験にわかれています。詳しい科目内容は以下の通りです。
<4級>
・基本的なコーヒーと紅茶の入れ方
・正確な器具の使い方
<3級>
・アレンジドリンク
・アレンジコーヒーとアレンジティーの入れ方
・正確なエスプレッソマシーンの使い方
・正確な器具の名称と使い方
・接客技術
<2級>
・エスプレッソマシーンを使ってのアレンジ
・アレンジティーとケーキのテーブルデコレーション
・基本的なフルーツカッティングとデザートデコレーション
<1級>
・デザートデコレーション
・軽食メニューとテーブルデコレーション
・店舗プロデュース(カフェレストラン)
(引用:資格概要|日本カフェプランナー協会)
合格者は2022年度までで、4級が340名(受験者455名)、 3級が100名(受験者125名)、2級が1名(10名)となっています。
面接は、筆記試験合格者のみが受けられます。受験者のスーパーバイザー業務に対する考え方・適性を見て、面接・面接官がスーパーバイザー士として適切と判断されると、合格です。
仕事先・キャリアプラン
カフェプランナーの資格は、カフェの開業・経営で活かされます。これからカフェやレストランを開きたいオーナー、もしくはカフェ経営で成功し、後輩経営者をサポートしたいオーナーにおすすめです。
経営サポートをする職務以外では、複数店舗のカフェの運営をマネジメントする管理職や、カフェチェーンの従業員も、カフェプランナーの資格が役立ちます。
経営を立て直すための解決策や、新サービスの企画立案で、カフェプランナーとしての実力を発揮できるでしょう。
まずはカフェを運営する飲食企業で経験を積み、十分な経験を重ねたあとで、独立を目指す道もあります。
飲食業界で役立つ資格一覧