スーパーバイザー士
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スーパーバイザー士
加盟店の経営をサポート!スーパーバイザーの専門資格
スーパーバイザー士は、スーパーバイザーとしての知識や能力、実務を評価・認定する資格です。
資格の紹介
スーパーバイザー士は、スーパーバイザーとしての知識や能力、実務を評価・認定する資格です。
スーパーバイザーとは、フランチャイズチェーンを展開する業種で、加盟店の運営サポートを担う職種です。
日本フランチャイズチェーン協会が主催をし、2021年度までで、約1,400名のスーパーバイザー士資格取得者を輩出しています。
フランチャイズ本部で、スーパーバイザーは重要な役割を担っています。加盟店の事業発展を支えるうえで欠かせない存在です。
スーパーバイザーレベルを向上させ、社会的な認知度を高めるためにスーパーバイザー士が創設されました。
資格取得のメリット
スーパーバイザー士を取得するメリットは、スーパーバイザーのスキル向上が期待できる点です。
スーパーバイザーとして活躍するには、多分野の知識・スキルが求められます。フランチャイズシステムや法律、労務、計数、財務諸表、マーケティングのビジネス関連から、ホスピタリティやコミュニケーション、カウンセリングの能力も必要です。業界全体の動向や最新情報にも精通しておかなければなりません。
スーパーバイザー士に合格することで、総合的な知識や実務能力を得られることが期待できます。
資格のとり方
スーパーバイザー士の試験を受けるには、日本フランチャイズチェーン協会が主催する「スーパーバイザー学校」の理論学習(9日間)を受講する必要があります。
試験は筆記試験と面接が実施されます。筆記試験は、選択・記述・穴埋め問題です。
4教科あり、科目ごとに100点満点で60点以上が合格点です。試験時間は各科目 60 分となっています。出題範囲は講義内容とテキスト・レジュメから出されます。
面接は、筆記試験合格者のみが受けられます。受験者のスーパーバイザー業務に対する考え方・適性を見て、面接・面接官がスーパーバイザー士として適切と判断されると、合格です。
仕事先・キャリアプラン
スーパーバイザー士の仕事先は、おもにフランチャイズチェーンを展開する本部です。飲食業界では、居酒屋やファミリーレストラン、ファストフード、カフェなどの業態が該当します。スーパーバイザーやエリアマネージャーの役職で業務に従事します。
スーパーバイザー士の資格がなくても、スーパーバイザーとして活躍できます。しかし、フランチャイズ加盟店の売上管理から従業員の人材育成、複数店舗の経営指導まで、幅広い仕事を担うのがスーパーバイザーです。取得しておいたほうが、業務の専門性を磨けます。就職・転職活動をする際も、キャリアの選択の幅が広がるため有利です。
スーパーバイザーの平均年収は、400万~600万円が目安です。スーパーバイザー士の資格手当が支給される会社もあります。店舗をサポートすることで、実際に売上が向上したり、経営課題の解決ができたりすると、スーパーバイザー士としてのやりがいを感じられるでしょう。
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