フードアナリスト検定試験
飲食の道でプロを目指す!
食の資格・検定紹介
スキルアップできる資格
更新日:2023年6月19日
フードアナリスト
仕事の可能性を広げる!食情報の評論家
フードアナリストは、食の情報を扱う専門家・フードアナリストを認定する民間資格です。
資格の紹介
フードアナリストは、食の情報を扱う専門家・フードアナリストを認定する民間資格です。
フードアナリストは、飲食店の情報や食材、飲料、食文化、空間など、あらゆる角度から食を調査・分析・評価します。深い洞察力と客観的な目線で、幅広い食の情報を読み解き、わかりやすく発信することが役割です。
食の安全性や栄養学、食育、飲食店のインテリアや法律、サービス、料理の歴史、ワイン、食事のマナーなど、総合的な食の知識と高度な食の知識がリテラシーが問われます。
資格取得のメリット
フードアナリストを取得するメリットは、広範囲にわたる知見を保有していることから、活動の場が幅広くなることです。
飲食店では、食と食空間の評価・分析に携われます。さらに、飲食店のプロデュースやマーケティング・商品開発、サービス改善を支援するコンサルタント、料理研究家や飲食専門コンサルタント、グルメ系のインフルエンサー、フードライター、カルチャーセンターでの講師など、さまざまな職種で活躍できます。
副業や独立開業に活かせるだけではなく、飲食業界で就職・転職活動をするときも評価されやすくなります。
取得者の声
「飲食業界で就職活動をする際に、大変役立ちました。フードアナリストを取得しようと思ったきっかけは、就活でアピールできる資格がなく、経験も浅かったので、何か武器になるものを身につけたいと思ったことです。資格試験を受けるために勉強したことが選考で活かせました。また、資格を保有していることが合否を分ける上で、良い評価につながったと思います。おかげ様で念願の仕事に就けました。」
「自分のお店を開業するために、フードアナリスト検定試験を受けました。周りとなにか差別化できるものはないかと思っていたとき、フードアナリストに興味を持ったんです。飲食店の経営に必要な知識が得られ、大変助かっています。」
資格のとり方
フードアナリストになるには、主催の「一般社団法人日本フードアナリスト協会」指定のカリキュラムを修了、もしくは協会の検定試験に合格し、フードアナリスト®の会員になる必要があります。
通信講座を受講したり、認定校・指定専門学校、カルチャーセンターに通学したりして取得することも可能です。
2万3,000人以上の個人認定会員・正会員がいます。認定資格は4つの階級にわかれています(飛び級はできません)。
4級:フードアナリストに必須の基礎知識を備えた基礎レベル
3級:最新の食情報を学ぶ中級レベル
2級:プロへの登竜門
1級:高いレベルのテイスティング能力
難易度は高めで、合格率は4級が60%、3級は30%、2級で10%、1級が10%となっています。4級・3級は選択問題のみ。2級では記述問題、1級では記述問題、実技、面接も実施されてます。
仕事先・キャリアプラン
フードアナリストは、消費者と生産者の橋渡しをする、食の専門家集団(プロシューマー)として注目されています。うまく資格を活かせば、多岐にわたる分野で活躍できるでしょう。
飲食店では、お店の商品開発やマーケティング活動から、インテリアの選定や空間の演出まで、経営全般に携われます。これから仕事の幅を広げていきたい人にオススメです。とくに難易度が高い1級試験は、合格者もまだ少ないため、どの現場でも重宝されるでしょう。
「未経験から飲食業界に転職したい」「飲食店だけではなく、食に関する幅広いフィールドで仕事をしていきたい」と考える人は、就職・転職活動で資格をアピールできます。
飲食業界で役立つ資格一覧