焼酎唎酒師
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更新日:2023年6月16日
焼酎唎酒師
焼酎のソムリエと呼ばれる、焼酎の知識と味・香りに関するプロ
焼酎唎酒師は、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(通称SSI)が認定する民間資格で、焼酎のソムリエとも呼ばれています。
資格の紹介
焼酎唎酒師は、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(通称SSI)が認定する民間資格で、焼酎のソムリエとも呼ばれています。
焼酎の味わいや香りをわかりやすく説明することが、焼酎アドバイザーの役割です。近年焼酎の人気は高まっており、数多くの銘柄が流通しています。
一般の消費者が、豊富なラインナップから銘柄を選ぶのは、難しいものです。そこで焼酎アドバイザーの出番です。お客様の好みやリクエストなどを的確に察知し、飲むシチュエーションやシーンに合わせて、もっとも適した焼酎や飲み方を提供します。
資格取得のメリット
焼酎アドバイザーを取得するメリットは、「専門的な焼酎の知識があるプロフェッショナルに接客してほしい」とのお客様のご要望に応えられることです。
ワインをソムリエが選ぶのと同じように、専門家が幅広い知識や正しい味覚をもとに焼酎のご提案をすることは、飲食店や酒販売店の接客・サービスで重宝されます。
焼酎アドバイザー資格を取得していることで、お客様からの信頼度が上がり、勤務先での評価も高まるでしょう。焼酎の専門家として活躍したい人に役立つ資格です。
取得者の声
「居酒屋に勤めているのですが、お客様の好みに合う焼酎を選ぶのが難しく、苦労していまた。でも、この資格を取得することで、根拠をもとにオススメの一杯を説明して、売れるようになりました。お客様からの満足度も上がっています」
「周りの人と差別化をするために取得しました。何よりも良かったのは、焼酎を提案することに自信がついたことです。焼酎の特徴だけではなく、料理との相性も学べたことが、自分の強みとして活かせています」
資格のとり方
焼酎アドバイザーは、SSIが主催する「受験資格認定講習会」を受講し、試験を受け合格することで取得できます。対象年齢は20歳以上です。
講座はDVDや会場、通学での受講、通信講座の添削式などがあります。通信コースのみ、試験を受験せずに添削問題をクリアすれば資格取得が可能です。
おもな講習会のカリキュラム内容は、以下の通りです。
・焼酎アドバイザーの必要性
・焼酎の健康効果
・甲類・乙類焼酎の基礎知識
・焼酎の歴史
・焼酎のテイスティング
・焼酎の効果的な提供方法・演出方法
試験は一次試験〜四次試験まであります。三次試験のみテイスティングで、ほかは筆記試験です。
*詳しい資格試験はこちら
<一次試験>
・酒類・飲食全般における基礎知識
<二次試験>
・焼酎の販売・提供に関する知識
<三次試験>
・焼酎2種類のテイスティングや品質鑑定
<四次試験>
・焼酎のサービスやセールスプロモーションについて
仕事先・キャリアプラン
飲食店では、焼酎を扱っている居酒屋や和食店、レストランへの就職・転職が有利です。ほかにもホテルや旅館、酒造メーカー、酒販卸、生産メーカーなどで資格を活かせるでしょう。
飲食店に就職をすれば、焼酎やお酒の提案を任せてもらえるだけではなく、お酒の選定や仕入れ、焼酎に合う新メニューの開発などにも携われる可能性があります。お店によっては資格手当が支給されることもあります。
焼酎アドバイザー試験の合格率は70%台です。講習を受けて試験に臨めば合格しやすいため、就職やキャリアアップで資格を活かしたい人は取得しておいて損はないでしょう。
飲食業界で役立つ資格一覧