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将来の不安に備えよう!退職金がある求人特集(東京エリア)|特集から求人を探す

更新日時:2025年08月20日 12:39

将来の不安に備えよう!退職金がある求人特集(東京エリア)

将来の不安に備えよう!退職金がある求人特集(東京エリア)

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老後の生活費で、頭を抱えている世帯は少なくありません。
年金問題だけでなく、後期高齢者の医療、介護にかかる費用のことを考えれば、老後にどれほどの資金があれば安心できるのでしょうか。

最低でも2千万円は必要だと言われている中で、頼りにしたいのが退職金です。

退職金制度が見直されている昨今。
退職金が廃止になった企業も少なくありません。

飲食人として、安心して働き続けるために退職金が支払われるか否かは、重要なポイントです。
今回は、東京エリアで、退職金制度がある求人を特集します。

退職金がある飲食店で転職・就職を考えているあなたへ。
応募をする前に、知っておいてほしい予備知識を介します。

①退職金とは

そもそも退職金とは、どのような制度なのかを解説します。

退職金は、雇用を確保または安定させるために、多くの企業で設けられている制度です。しかし法律では、退職金を支給する義務はありません。

正式には退職給付制度と言いますが、一般的には退職金と呼ばれています。従業員が退職をした際、ある一定額の金額を受け取ることが可能です。退職は任意から定年、解雇、または死亡などの理由が挙げられます。

多くの場合は、老後・リタイア後の生活資金として使用されます。なかには起業をするための準備金や事業資金として使われる場合もあります。

受給できる金額は、会社ごとの規定によって定められており、運用・管理はすべて会社主導です。一般的には事業規模が多くなればなるほど、退職金の受給額は大きくなります。

勤続年数によって金額は異なりますが、一般的には1,000万円以上が目安です。会社都合か自己都合による退職によっても金額は変動します。

勤続年数が少ない場合は、受給対象にはなりません。入社して3年や5年など、一定年数以上の勤務経験が求められます。

②退職金の種類

退職金には、2つの種類があります。

1つは退職一時金制度。もう1つは退職年金制度です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

退職一時金制度:従業員が退職をする際、退職金を一括して受け取れる制度。退職給付手当、退職慰労金、退職功労報奨金等があります。

退職年金制度:年金として、毎月・毎年ごとに一定額を受け取れる制度。期間は一定期間か、もしくは生涯にわたってとされています。

これらの退職金以外にも、退職後の経済的なサポートとして年金制度を設けている企業も少なくありません。厚生年金基金、確定給付企業年金、キャッシュ・バランス・プラン、確定拠出型年といった年金・資金制度が挙げられます。

「厚生年金基金」
厚生労働大臣の認可を受けて厚生年金基金を設立し、厚生年金保険法でいう老齢厚生年金の一部を基金が国に代わって行う代行給付に、企業の実情に応じた給付を上乗せする退職年金制 度をいう。 なお、退職給付額については代行部分を除いた上乗せ給付部分についてのみを対象としてい る。

「確定給付企業年金」
受給権保護等を定めた確定給付企業年金法に基づき、労使合意のうえ規約を作成し、事業主 もしくは企業年金基金が制度運営する確定給付型の企業年金制度をいう。

「CBP(キャッシュ・バランス・プラン)」
個人ごとに仮想個人口座を設け、その口座に一定のルールに基づいて持分付与額(元金相当 部分)を累積していくとともに、一定の再評価率に基づく再評価額(利息相当部分)を付与し、 支払い開始時までに積み立てた元利合計額を給付の原資として支給する制度をいう。

「確定拠出年金(企業型)」
企業が拠出した掛金を個人が自己の責任において運用の指図を行い、掛金とその運用収益と の合計額をもとに給付額が決定される制度をいう。対象者により企業型と個人型に分かれるが、 この調査では企業型のみ対象としている。

(引用:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/13/dl/gaikyou.pdf)

③退職金制度のメリット

退職金が受け取れる企業で就業するメリットについて説明します。

何と言っても、中長期的な視点で仕事が続けられる点です。将来に対して、老後の不安を抱えている方も少なくないでしょう。

定年退職をした後の生活や、やむを得ない理由での急な退職など、収入がなくなった際に、退職金が役立ちます。

生命保険文化センターが行った意識調査を手がかりにしてみましょう。自身の老後生活に対して、「不安感あり」と回答した割合は85.7%という結果になりました。

その理由として、トップに挙げられるのが「公的年金だけでは不十分」(80.9%)という回答です。2位にランクインした「日常生活に支障が出る」(57.2%)とは、大きく差をつけています。

(参照:生命保険文化センター
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/5.html)

世間の大半の人々が、老後生活に対して経済的な不安を持っていることが判明しました。
このような問題を解決する方法が貯蓄です。一般的な世帯は、どれくらいの貯蓄をしているのでしょうか。

2人以上の世帯で、貯蓄現在高は1世帯当たり1,752万円となっています。問題は、この貯蓄額が減少傾向になるという点です。さらに、1,752万円を下回る世帯が約3分の2を占めています。世帯によって大きな差が生じていることが伺えます。

老後生活のために貯蓄をして、ゆとりのある資産形成をすることが、ここ数年になって重視されているますが、現実は充分な準備ができていないようです。

資産を構築すると言っても、どのような方法ですれば良いのは決して簡単なことではありません。方法によってはリスクもあり、日常生活で将来のために資金を回せる余裕もありません。

そこで退職金は、今後のための安心材料となるでしょう。自分で金融商品や運用方法を選ばないといけない確定拠出年金と違って、退職金は務めている企業に任せておけば、自動的にストックされて行きます。

従業員にとっては、通常の業務に集中しながら、将来的な不安を拭っていくことが可能です。

④さいごに

今回は退職金制度が設けられている飲食店求人でも、東京エリアにフォーカスしました。
「東京駅」、「表参道駅」、「恵比寿駅」などの人気エリアで注目の求人をピックアップしております。